この手紙は、咲良が学校の図書室に隠していて、それを12年後の僕が見つけた手紙です
実は、この手紙は、原作では、「共病文庫」の後ろに、書かれていたものです。
内容も原作と映画では少し違い、映画では割愛されています(咲良の心の声とか)
映画のあらすじや、キャストの詳細は以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
志賀春樹くんようやくこれを見つけましたね?遅い遅い!
春樹って呼んでいい? 前からそう呼びたかったんだ.....
短い間だったけど、そばにいてくれて嬉しかったよありがとう。
病院で真実と朝鮮ゲームをやったあの時、何を聞こうとしたか教えてあげる
それはね、どうして私の名前を教えてくれないの?ってこと
だーって春樹、私の名前を1回も呼ばなかったでしょう?
最初からずっと、君、君、君。ひどいよ?
でもね、病院に忍び込んでくれた時気付いたんだ
いずれ失うってわかってる私を友達や恋人、君の中の特別な誰かにしたくないんだって。
でも、私、そんな春樹に憧れてた!
誰とも関わらないで、たった一人で生きている
私は弱いから友達や家族を悲しみに巻き込んじゃう。
でもね、春樹はいつだって自分自身だった春樹は本当にすごいよ。
だからその勇気をみんなにも分けてあげてください
そして誰かを好きになって、手を繋いで、ハグをして、鬱陶しくても、まどろっこしくても、たっくさんの人の心を通わせて。
私の分まで...うん、生きて!
私ね、春樹になりたい
春樹の中で生き続けたい!
ううん。そんなありふれた言葉じゃだめだよね...そうだね
君は嫌がるかもしれないけど、やっぱり私は......