部分动作没有设定快捷键设定ファィルが読み込めなかったので部分动作没有设定快捷键设定を初期化します 如何解决?

今天在这里立个足,明天让这里满地都是脚印....
ファイルまたはアセンブリ 'XTR11'、またはその依存関係の 1 つが読み込めませんでした。指定されたファイルが見つかりません。
问题截图:
解决方案:
将引入的XTR11移除,重新导入
没有更多推荐了,このページは自作したMME関連のエフェクトFXファイル置き場になっています.
FXファイルの改変?2次配布については自由にやっていただいて構いません
(ただし自己責任で).
解りやすいのでぜひ参考に→
旧バージョンは引っ越しました→
?エフェクトファイル一覧(2/2)
スクリーン?フィルター系名称最新Ver更新日必要SM被写界深度
v0.0.53.0高品位被写界深度
v0.0.53.0+VTFディフュージョンフィルター
v0.0.13.0ポストエフェクトの範囲制限
v0.0.12.0色調補正フィルターの詰め合わせ
v0.0.12.0ポストエフェクトによるアンチエイリアス
v0.0.23.0強力ぼかし可能なガウスフィルター
v0.0.13.0アピール
v0.0.42.0乙女フィルター
v0.0.42.0ヘブンフィルター
v0.0.22.0テクスチャのスクリーン貼り付け
v0.0.42.0フェードイン?フェードアウト
v0.0.42.0Screen.bmpを使ったモーションブラー
(MMMは未対応)v0.0.12.0サーモグラフィ
v0.0.12.0はやぶさラストショット
v0.0.12.0地震エフェクト
v0.0.42.0コマ送り?フォトスライド
v0.0.12.0ライティング処理名称最新Ver更新日必要SM点光源
v0.0.23.0スポットライト光源
v0.0.13.0炎用光源
v0.0.33.0+VTFディスコライト(拡張版)
v0.0.33.0シャドウ描画名称最新Ver更新日必要SM高品位影生成
v0.0.43.0シャドウボリュームによる影生成
(MMMは未対応)v0.0.23.0局所的影生成
v0.0.33.0MMD標準と同等のセルフシャドウ描画
v0.0.43.0SAO(Scalable Ambient Obscurance)
v0.0.23.0SSAO(ScreenSpaceAmbientOcclusion)
v0.0.33.0地面影のソフトシャドウ
v0.0.43.0地面影の任意平面投影
v0.0.32.0シミュレート系名称最新Ver更新日必要SM群れ行動制御
v0.0.83.0+VTF盛り上げてぷるんぷるん
v0.0.33.0+VTFその他名称最新Ver更新日必要SMビルボードのサンプル詰め合わせ
v0.0.12.0ビルボードアニメ炎
v0.0.22.0仕事をする光
v0.0.22.0床のライト絵
v0.0.22.0足跡
v0.0.23.0+VTF足跡(積雪ver)
v0.0.23.0+VTFScreen.bmp映像のカラーキー透過
v0.0.33.0お絵描きツールを使った簡易ビルボード
v0.0.32.0お絵描きツールを使った画面固定ボード
v0.0.32.0ビルボード配列流し
v0.0.33.0数値表示
v0.0.43.0固定カメラ
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文字サイズ:真实的女友出错 求达人帮助_百度知道
真实的女友出错 求达人帮助
点击初始设定时提示“动作设定ファィルが読み込めなかったので动作设定を初期化します”
这排字真难打
对着搜狗软键盘找了半个小时才打出来
谷歌翻译结果是“由于工作负荷初始化文件的操作设置”
不明白是什么意思
按照安装的流程一点一点安的
我有更好的答案
由于不能读入操作设定文件,所以对操作设定文件进行初始化。
采纳率:46%
你还是别玩了,你这显卡就算能玩也是特效全关的..如果你执意要玩,我给你发个傻瓜安装版的,把邮箱留下吧..
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回复:*美真社团*の【搬运&分享】日本网友Leo16关于PGSM的日志
2. あのころの话 なんていきなり与太话で游んでしまった。実はAct.11については、いまさらながらの再放送レビューという立场から、あえて改めて语るべきことはそれほど多くないのだ。「でもそんなこと言うなら、过去の日记にも、改めて语る必要のあったことなんてほとんどなかったじゃん」なんて问われると返す言叶もないが。 今回は个人的な思い出话をひとつだけ书いておきたい。  Act.11。病室にいる美奈子。事务所の社长に言われておとなしく入院しているが、负伤そのものは、かすりキズ程度で実际には大したことはない。ただ彼女を袭った事故が、実はダーク&#x30FB;キングダムの攻撃だったというのが问题である。つまり敌はいよいよ彼女をプリンセスと见なし、狙いを定めてきたのである。 そんな美奈子にアルテミスが语りかける(今回はまだ姿を见せず、窓の外から声だけの出演だ)。 アルテミス「美奈子、これからが本当にたいへんだよ。君は戦わなければならない。そして绝対に负けてはいけないんだ。それもたった一人で」
美奈子「大丈夫。歌の世界に入ったときから一人だったし、セーラーVになったときも、ちゃんと自分で决めたんだから……プリンセスとして」 土曜の朝、初回放送を、当时小学校低学年だった娘と一绪に観ていたときの话だ。ここのところで娘が「お父さん、やっぱり美奈子がプリンセスなのかなあ」と闻いてきた。私は少し迷って、当たりさわりなく「どうだろうね」とか答えたと思う。 そして翌周、Act.12のラスト、ついにセーラーVがヴィーナスとしての正体をあらわし、プリンセスの名乗りをあげる场面で、娘は「お父さん今度のセーラームーンは、やっぱりセーラームーンじゃなくてヴィーナスがプリンセスなんだ!」と、かなり真剣に惊いていた。私はちょっと感动したね。子供の素直さというものに。 でもよく考えたらお父さんはお前に原作コミックスを全巻买ってあげているんだよ。自分が読みたかったからだけど。お前も読んでいたはずだが、ヴィーナスが初登场したときプリンセスのふりをしていたこともちゃんと描いてなかったか?まあ、买ってやったのは幼稚园のときだったし、絵だけ见ていたのかもな。最近じゃ真剣に再読しているのお父さんだけだし。とほほ。 いやそんなことはどうでもいい。えーとですね、このAct.11はどんな话か。すでに书いたように、アイドル爱野美奈子の事故をニュースで闻いたうさぎは、心配のあまり、まことと一绪に美奈子の入院している病院に潜り込む。そしてそこで本人とばったり出会う。美奈子は、セーラームーンが自分の正体を知ってやって来たのではないかとドキッとする。でも実际には、怪我のことが心配で押しかけて来ただけの、ただの迷惑でミーハーなファンだった。あこがれの美奈子に会えてうさぎは大はしゃぎ。頼まれて仕方なくサインをしてやる美奈子が「もっと他に大事なことがあるんじゃない?」と探るように问いかけても、うさぎは「全然ないです。プリンセスより、セーラーVより、爱野美奈子が一番です!」とネタバレにも気づかず答える。その强烈な马鹿っぷりを见た美奈子は深く失望する。
ダーク&#x30FB;キングダムの攻撃が本格化してきて、プリンセスのヒゲ武者としての自分の任务も、ますます危険な段阶に入った、でもここが正念场だ、やらなければならない、それが前世からの使命だから。そう决意を新たにする美奈子。ところがそこへやって来たのが、自分が命をかけて守ろうとしているプリンセスその人。そのあまりにあんまりな危机感のなさに激しく脱力。「私が孤独な闘いを通して守ろうとしているプリンセス=セーラームーンって、こんな子だったの」という美奈子の落胆が物语の主题である。 でもそういう美奈子の心理は、ここまでの実写版の物语を额面どおりに受け取っていたのでは分からない。つまり初回放送でそれが理解できたのは、シリーズ前半を引っ张る谜として提示される「プリンセスの正体は?」という疑问に「そんなもんセーラームーンに决まっているじゃないか」と突っ込むことができて、しかも「そういえば原作じゃセーラーVはちょっとの间プリンセスのダミーだったよな」という予备知识もあるような、我々大きいお友达だけなのだ。だから、そういうヒネクレた予断をもたない私の娘なんかは「美奈子がプリンセスなのかなあ」と思うくらいで、彼女の失望の、本当の理由は分からない。たぶんエピソードそのものが意味不明だったんじゃないか? そこへテレティアで连络があって、うさぎとまことは妖魔退治に出动。待ちかまえていたゾイサイトの计略に、セーラームーンをはじめ戦士たちはピンチに陥る。けれども、初めてうさぎに会って何もかもむなしくなってしまった美奈子は、ぽつんと病室で 「あんな子が、セーラームーン……」とつぶやくだけで、とうとう助けには行かなかった、というのが大まかなストーリーだ。
3. だってぜんぶ伏线なんだもん でもうちの娘も、まあ原作はたいして読んでいなかったようだが、アニメのセーラームーンはよく见ていた。セラミュにも行った。これも私が行きたかったからだけど。ともかく、うさぎがプリンセスなのは先刻ご承知のはずだ。なのにAct.12のフェイクにひっかかるなんて、ひょっとしてうちの娘はバカか?そんな子は小さいお友达のなかにもめったにいなかったのか? う~ん。バカかも。いやいやそうではない。娘はアニメを知っていたけれど、というかアニメを知っているだけに、実写版には初めから色々とまどっていた。特に大きかったのは「美奈子がアイドル歌手」という、原作にもアニメにもミュージカルにもない设定である。それから、セーラーVが「彼(タキシード仮面)に近づいてはだめ」とセーラームーンに忠告した意味も彼女には谜だった。つまり実写版が展开するにつれて、彼女の「?」はだんだん美奈子に集中していった。 どうも今度のセーラームーンは、何か「违う」セーラームーンの话だ。そしてその违いは、特にヴィーナスがポイントになっている。娘はそう考えていた。そこへ美奈子初主演となるこのAct.11という谜めいたエピソードが来て、続くAct.12で惊愕の事実が判明する。それで「今度のセーラームーンはヴィーナスがプリンセスなのか。だからアニメの美奈子と设定が违うんだ」と素直に纳得したのである。そんな娘を谁が责められようか(谁も责めていない)。バカにする奴は出てこい!(だからそれはあんただろ)。それに実际、表向きはそういうふうに话が进んでいるのである。 これまでのエピソードでも、実写版は、小さいお友达にはいささかハードルの高い伏线をいっぱい张り巡らしてきた。でも亜美とママの関系も、レイとパパの関系も、それが分からないとエピソード全体の意味が読めなくなるというようなものではなかった。ところがこのAct.11は、いわば1话がまるごと伏线なのである。そして翌周のAct.12では、ヴィーナスがプリンセスであるということで一応の决着がついてしまう。そうすると、その后の展开を予想していないうちの娘のような子にとって、今回のエピソードは要するに、プリンセスである美奈子姫が、自分の配下であるセーラームーンのお马鹿さ加减にあきれた、というだけの话になるわけだ。そうではないことが剧中できちんと明らかになるのは、Act.25の最后の方でうさぎが目覚めてからなのだが、子供をそんなに待たせちゃいけません。 ま、きわめて家庭内的な実体験に基づく意见ではありますが、そういうわけで今回のプロットには、タテマエ上はまだ「プリンセスの正体は谁でしょう?」という谜で引っぱりながら、内心では「ま、そうは言っても、皆さんとっくに分かってるんでしょ」という制作サイドの、视聴者へのナアナアな态度というか、甘えがあったのではないか。子供番组である以上、そこはもう少しきっちりケジメをつけて欲しかった。 ただ一方で、そういうとんでもなく长い伏线の张り方が、大きいお友达を热中させ、未だに深夜枠の再放送を必死で観てしまう私のようなファンを生んだというのもまた事実だ。あちらを立てればこちらが立たず、というか。困ったね。
4. 次回へと期待はTAKAMARU? 本当は今回の日记で、Act.3、Act.4に続いて二度目の登板となった高丸监督の演出についても语るつもりだった。ネットで実写版の批评をあれこれ読む限り、およそ肯定的な评価を受けたためしのない高丸监督。しかし回数的には最も多くのエピソードを手がけているのもこの人だ。ようし、それならここで私がどーんと高丸リスペクトをやってやろうじゃないか。せめてそのくらいの新机轴でも试みないことには、この「何でいまごろ実写版の视聴レポやってんの?」日记にわざわざお付き合い顶いているみなさんに申し訳がない。それに私もいままで、高丸演出というものを真面目に考えたこともなかったしな。そう思ったわけです。ところがしかし、これがなかなか。 いや、たとえば「高丸回はテンポが悪い」と言われるアクションシーンだが、今回はけっこう良かった。Cパート、催眠术にかかってゾイサイトの操り人形と化したマーキュリー&マーズが、うさぎ&まことに袭いかかる、そのときの、もう完全にイッちゃっているとしか思えない北川景子の表情(特に目)とポーズは、前回の「泣き芸」に匹敌する迫力だし、マーキュリーに袭われ「亜美ちゃん、やめろ」と言いながら攻撃を避ける安座间美优の动きも、特技のダンスを活かしたシャープなキレの良さがあって実に格好いい。しかし考えてみるとこれはすべて个人芸のレベルだ。全体の演出はというと、正直言ってやっぱりかなりユルイかなあ。 じゃあ美奈子はどうだ。今回私は、美奈子に関してはかなり恐る恐るだった。これは『M14の追忆』を読み続けていた副作用だと思うが、Act.7で初めてセーラーVとしての彼女のセリフを闻いたとき愕然とした。言っていることばが头の中で自动的に「小松语」に変换されてしまうのにゃ。それに前回ラストの、あのお辞仪である。 もう本格的な美奈子の登场となる今回はどうなってしまうかと思った。が、心配するほどのことはなかった。これはひとつには、セーラーVあるいは爱野美奈子を小出しにするという、一种のティザー(じらし)広告的なスタッフの戦略のせいだと思う。すでに2年半前に美奈子のセリフが与えるインパクトを体験している我々は、さあ今周はセーラーVの登场だ。やれやれセリフはなかった。次は确かちょっとセリフあったな。今度は美奈子としての登场だ、うわあ次はAct.11だ。いよいよ来るぞ、というように、徐々に心の准备を整え、身构えることができた。そのため予想していたほどのダメージはなかった。防御がしっかりしていれば吸収できる。 それに高丸监督は可爱い子を可爱く撮るのが上手だ。小松彩夏のフォトジェニックな魅力を引き出しているということに関しては、申し分ない水准に达していると思う。その可爱らしさがセリフ回しのインパクトを大幅に中和するので、実际、私はぜんぜん平気でしたね。この先、美奈子がいくら出てきても大丈夫だという自信もついた。それもこれも、映像から伝わる「可爱いでしょ。これだけ可爱い子なんだから、后はまあいいんじゃない」という高丸监督のアバウトなメッセージのおかげである。そう「アバウト」これが高丸监督を理解するためのキーワードだ。 うーん、誉めているんだか何だか自分でも分からなくなってきた。それに、さっき「可爱い子を可爱く撮るのが上手だ」とは书いたが、じゃあAct.11のどのカットにそういう监督の才能を见ることができるのか、素材としての小松彩夏の良さとは区别して说明せよ、と问われたら、いまはちょっと困る。そういうわけで高丸监督の第一次総合评価は次回の宿题とする。 いや待てよ。しまった!次回はAct.12か。あらゆる问题が、最后には演出への疑问という一点に収束すると言ってもいいような回である。なんで私はそんな火中の栗を拾いに行くことになったかな。ま、なるようになれだ。  それにしても娘よ。汚れちまったお父さんも、お前のように「今度のセーラームーンはヴィーナスがプリンセスなんだ!」なんて本気で惊きながらAct.12を観てみたかったなあ。ということで次回に続く。 (放送データ「Act.11」日初放送 脚本:小林靖子/监督:高丸雅隆/撮影:上赤寿一)
【第18回】仕事に追われLeo16さん妄想世界に逃避の巻(Act.12)1. 话は妄想から始まる ワールドカップでしたね。でも私がよく読むブログでそれをメインの话题にしていたところはあんまりなかった。『琴乃のだらだら(萌え萌え)日记』と関西支部くらいか。関西支部はサムライブルーよりコマツピンク(ビキニ&#x30FB;等身大)の记事の方が印象に残っている。ぽんたさん最近は目の具合はいかがですか?ともかくみなさん、世间じゃこれだけの大騒ぎなのに见事な外しっぷり。さすがと言うかなんというか。
『M14の追忆』も今回のW杯は完全にパス。でも冬季五轮のときはけっこう热心だった。北海道がお好きなだけあってウインタースポーツには格别な関心をもっているのだなあ、という程度に思っていたのだが、先日『七人の女弁护士』というドラマを见て、その考えを改めました。
金メダリストの荒川さんがゲスト出演していたのである。それも、主人公の弁护士(釈由美子)の学生时代の亲友で、今は法廷で対立するクールな女検事という、かなり本格的な役だ。そのセリフ回しがすごかったのである。もう安座间美优から直接に演技指导を受けたとしか思えないようなスーパーハードボイルド。ほとんど本家を越えている。そうかこんなところで冬季五轮と実写版はつながっていたのか。 前回の日记で、亜美の攻撃を避けるまことのアクションが格好いいと书いた。安座间美优も运动神経が良さそうだ。荒川さんはハードボイルドつながりということで、安座间にスケート指导をしてやってはくれまいか。 何でこんなことを言い出したのか、アニメ版も好きな方ならお察しであろう。そう私の脳内では、すでにアニメ第39话『妖魔とペア!?氷上の女王まこちゃん』が実写版でリメイク中なのである。まことはシンプルなグリーンのコスチュームでリンクを华丽に舞う。可爱い。ところが妖魔に袭われて、衣装の胸とおへそのあたりが裂けちゃう。思わずビデオをコマ送りにしてしまうような、微妙な露出度である。それがなんと安座间美优で。おおおおおおっ。
美奈子「本当にバカ……」  というわけでAct.12です。2. 前回の宿题:高丸演出について さて、前回の安座间美优によるダンス风アクションに続いて、今回は沢井美优のバスケ风アクションが见られる。ペンキ涂り立ての看板で服を汚してしまった美奈子が、うさぎの案内でブティックに行き、服を买う。しかし色々と试着しているうちに店の前には「爱野美奈子だ」という黒山の人だかり。その様子を见たうさぎは意を决して「私が引きつけますから、その间に逃げて下さい」と美奈子のヒゲ武者役を买って出る。 その时の、ショーウィンドウの向こうから美奈子を见守るファンに対して、うさぎがブロックするように构えてからさっと进んでいくアクションが、これはバスケの动作なのではないか。そっち方面に疎い私には确言できないが、ともかく、Act.6よりもむしろこちらに、彼女の运动选手っぽい身のこなしを感じたのである。 で、こういうシーンを见ていると、やはり高丸监督という人は、素材の良さをそのまま活かすタイプなのだと思う。下手に役者をいじらず、自由に演じられる空気をつくり、そうやって出てきたイメージを足し算して画面を作っていくのだろう。たとえば美奈子と二人でタクシーに乗ったうさぎが髪に触れる仕草なんかも、演技というより沢井美优がインタビュー映像なんかでよくやっているものである。 だから前回、今回と、我々は戦士を演ずる少女たちの、本来の持ち味を味わうことができる。安座间美优のダンスを活かしたアクションやとぼけた味。沢井美优のスポーツライクな动きや溌剌さ。エキセントリックな北川景子。浜千咲のオタク杀しの笑颜。そして小松彩夏の辉くばかりの可爱らしさ。どれも楽しい。 田崎监督はこだわりの人で、きびしい演技指导でみんなをぎゅうぎゅう绞ったし、舞原监督は自らが燃える闘魂となって俳优阵にガッツを注入した。铃村监督は雰囲気を盛り上げてみんなを上手に乗せた。これらの人々は、やり方は様々だが、とにかくその场の空気に刺激を与えて、いつもと违うものを引き出そうとしている。でも高丸监督はおだやかで、自然体。 以上は胜手な想像ではない。『Act.Zero』の特典映像に、田崎竜太监督、沢井美优、そして渋江譲二がバスで思い出のロケ地を再访して回るというのがある。その中の会话。
沢 井「(田崎监督は)おそろしい方でした(笑)」 渋 江「最初はね、そういうふうになっちゃうよ」 沢 井「でも(みんなそう言うけど)そこまで怒られましたっけ?わたし的には、なんかお父さん的」 田 崎「铃村君が、初めてセーラームーンをやるというのでNo.8(东映撮影所第8スタジオ)に见学と挨拶に来たとき、(仮面)ライダーで一绪だった田崎が、“オラァ!あざまー”とか声を荒げていてビックリした、というのを闻いたことはありますね」 沢 井「だから、みゅうちゃんと景ちゃんはすっごい怖がってました」 渋 江「景ちゃん、そうだ、そんなこと言ってたよ。中打ち(中打ち上げ)で“久しぶりに田崎さん来るんだって”って言ったら、“えっ、ウソ、わたし怒られる”って(笑)」沢 井「高丸さんは、マルチな感じ、撮り方が」 渋 江「高丸さんは、さすがに(一般の)ドラマやってたっていうか、一番おだやかな感じですね」 沢 井「うん。おだやか、そうですよね」 渋 江「舞原さんは、逆に热い」 沢 井「热い。(コブシを握って)“よしっ!”っていうぐらいを目指す。普通に“OK”じゃイヤなんですよ。逆に、自分では良い芝居が出来たと思って“いまのは出来た。よしっ!”って思っても、舞原さんが普通に“OK”だと、“ちょっとダメだったかな~”みたいな感じになったよね」 田 崎「铃村监督は?」 沢 井「铃村さんは役者を盛り上げてくれる。乗せてくれるのがうまくて」 渋 江「そうそれがすっごくうまい」このように、田崎监督最终作となったAct.8、あの「行くよー」「行けー」の现场が、当の安座间美优と北川景子にとってはトラウマにも等しい恐怖体験だったことがありありと分かる。 あ、いやそういうことを言うために引用したんじゃない。高丸监督のことだ。つまり「おだやか」なのだ。沢井美优は「マルチな感じ」とも言っている。マルチ撮影とは复数のカメラを设置して、ひとつのシーンを一気にいろんな角度から撮影しておいて编集するという撮り方だ。テレビドラマでは普通に行われる技法のようだが、ワンカットずつ构図や演技にこだわりながら撮るよりも、现场のスムースな流れを优先する、という意味では、やはりこの人の基本姿势をうかがうことができる。そういった要素が、キャストの自然な魅力を画面に定着させることに一役买っているわけだ。 えーと、前回の日记で高丸监督リスペクトをするなどと大それたことを言ってしてしまった手前もあってここまで顽张ってみましたが、そろそろ限界です。ここからの话は、今までの裏返しだ。 确かに自然体の良さというのはあるかも知れない。がしかし、この実写版セーラームーンのメインキャストは、沢井美优を除く全员が、芝居に関してはほとんど素人同然なのである。それを承知で选んだ以上、スタッフ、特に监督に求められるのは、ありのままの彼女たちを撮ることではなく、この原石たちを磨き、才能を开花させてやる教育者&#x30FB;指导者としての手腕だ。 「怖い田崎」「热血舞原」「おだての铃村」は、手段は様々だが、そのための自分の方法をもっている。ところが「おだやか高丸」には、それがない。多くのファンが批判するのもそこのところで、まあこれについては弁护のしようもないです。 まして前回と今回は、美奈子の心理の起伏がそのままストーリーであり、テーマである。そのハイライトとなるのが、「ヒゲ武者」から観覧车にいたる一连の场面である。ここで美奈子は、自分がその身代わり役を演じているプリンセスが、逆に自分の身代わり役をしているという皮肉な状况への复雑な想いにかられる(これは前回同様、原作で话の大筋をつかんでいる视聴者にしか分からない)。同时に、これまで失望していたうさぎにほんの少し心を开き、无邪気なプリンセスを守るために使命を全うしようという気持ちになる。この二つを表现しなければならないのだから、小松彩夏は大変だ。そしてそれを演技指导と演出力によってサポートしなければならないのが监督の责务だ。それができていないのはやはり、どうも。 まあそのあたりの问题については、もうすでにあちこちで语られていたと思うが、改めて観ても、やはりここには具体的に何かが足りない。それは何かというと、私は「街をショッピングするうさぎと美奈子」のシーンだと思のだけれども、どうでしょうか。
3. ここが足りない!と私は思う  Act.12は、Act.11の最后で妖魔にとりつかれた美奈子の事务所の社长が、美奈子に袭いかかるところから始まる。そこへ再びうさぎがやって来て、美奈子の逃走を手助けする。タクシーに乗って妖魔=社长を振りきったうさぎと美奈子。美奈子は、ひょっとしたらうさぎは、妖魔の存在を察知して自分を助けに駆けつけてくれたのではないかと密かに期待する。ところが话を闻いてみると、うさぎはたんに、前回美奈子にもらったサインを忘れてきたことに気づいて、こっそり取りに戻っただけだった。そして病院で美奈子を救ったのも、追いかけてくる社长が妖魔だと见破ったからではない。多忙な芸能界の仕事に疲れたアイドルが、息抜きを求めて逃げ出そうとしたのだと思っている。あらためてがっかりする美奈子。 「もう嫌」タクシーを降りるなり、美奈子はうさぎに构わずさっさと一人で歩き出す。ところがペンキ涂り立ての看板にぶつかってしまい、服を汚してしまう。うさぎは「大丈夫ですか」と言いながら、内心では(うわあ。美奈子もドジ踏むんだ~)と、けっこう喜んでいる。
 この场面は、うさぎが、それまでただ憧れの対象であった美奈子を、もっと身近な存在として感じるようになるきっかけとして用意されている。でも「美奈子もドジ踏むんだ」だけでは、アイドルの意外な突っ込みどころを见つけたファン、という以上の意味をもたない。むしろその次の会话の方が重要である。
美奈子「このへん、くわしくなくて。服、替えられるようなお店あるかな」うさぎ「ありますあります。すっごくいいとこ」  「このへん、くわしくなくて」と言う美奈子はちょっと淋しげだ。彼女は中学生で芸能人で夜のお仕事もしている(セーラーVのことだが)。プライベートな时间なんかほとんどない。だから街のことも知らない。 うさぎはそういう美奈子の孤独を、ここで感じとらなければいけない。そっかー。アイドルって大変だな。どこへ行ってもファンに追いかけ回されて、年顷の普通の女の子として気軽にショッピングなんか行けないんだ。だったら今日は私が街を案内して、美奈子を元気づけてあげよう。「ありますあります。すっごくいいとこ」 と私は思うのである。つまり、次にいきなりブティックでの美奈子のお着替えショーに移る前に、ちょうどAct.6で引っ越してきたばかりのまことを街じゅう连れ回したように、うさぎが美奈子を连れて「これ可爱いでしょ」とかあっちこっちのお店を回る。その无邪気さに、美奈子の硬い表情が徐々にほぐれていって、最后には笑颜を见せるようになる。それからお着替えショー。そういう流れが、ここではどうしても必要だ。なぜか。 第一に、美奈子が笑颜を见せるまでの桥渡しだ。お着替えのあとで、うさぎが美奈子の「ヒゲ武者」を买って出る例のシーンになる。そのとき美奈子は飞び出すうさぎを见送りながら「裏口があるのに、本当にバカ」とぷっと吹き出す。いや本当は吹き出さないのだが、ここは実际の作品より「M14バージョン」の方が正しいと思う。で、そういうふうに笑っちゃうためには、うさぎってこういう子なんだ、と美奈子が理解し、心を许す场面がその前になくてはならない。 第二にケーキだ。ヒゲ武者騒动が终わったあと、美奈子と待ち合わせた场所へ行くとき、うさぎはふと思い立ってクリスマス&#x30FB;ケーキを买う。ショート&#x30FB;ケーキ2个である。Act.2で亜美が买ったプリン2个と同じだ。つまり「一绪に食べましょう」という意味であって、ファンからアイドルへの赠り物ではない。美奈子、きっとプライベートなクリスマスも送れないんだろうな、と思ったうさぎの、ささやかな友情のしるしだ。だからうさぎの美奈子に対する感情が、この段阶で友达感覚に近いものになっていなければいけない。お着替えショーだけでは、まだファンとアイドルの関系のままだ。 第三に観覧车のなかでの「こんなに笑ったの、久しぶりかも知れない」という美奈子のセリフだ。うさぎと美奈子は同い年の女の子として一绪にケーキを食べ、一绪の仕草をして笑い合う。でもこの场面だけで「こんなに笑った」なんてしみじみ言えるほどには笑っていない。このセリフは、だから美奈子の気持ちの中では、今日一日のことを指している。うさぎに引っ张り回されて、いろんなところへ行って、ふだん芸能界では出来ない体験をして、戦士であることも忘れて、いっぱい笑ってしまった。こんなに笑ったの、久しぶり。  まあとにかく、この観覧车のシーンでなぜ美奈子がうさぎを受け入れる気持ちになったのか、その心理的な辻褄が合うように前半を组み立てて行くことが、今回の最大のポイントである。そして小松彩夏だって、あるいは沢井美优だって、复雑な脚本の背景に双方のどんな感情の流れがあるかを监督からじっくり指导されれば、もっと豊かに表现をふくらませることができたろうし、我々は彼女たちがだんだんと演技の力を身につけていく过程を観察することができたはずである。こんなことはあまり言ってはいけないが、やはり舞原监督や田崎监督がこのエピソードを演出していたらなあ、と思わずにはいられない。
4. 髪をといたプリンセス  ところでブティックのシーンに戻るが、うさぎは「私が引きつけますから、その间に逃げて下さい」と美奈子に言って、おだんご头に结った髪を解く。ここはスローモーションでばっとうさぎの黒髪が映る。うさぎが自宅以外の场所でおだんご头の髪を解く、というのはこのシーンが初めてではないかと思う(Act.5のパジャマパーティーでもおだんごのままである)。そしておだんごを解いたうさぎというのは、前回、今回を通して何度も挿入される「幻の银水晶を、お愿い」とささやくプリンセスのシルエットだ。 ところがケーキを买って待ち合わせの场所にやってくるうさぎは、もうおだんご头に戻っている。いつの间に结い直したんだよ、という扬げ足取りをするつもりはない。そういうことを言っていたらキリがない。でも、ここで美奈子に手を振るうさぎの髪が解けていれば、美奈子がそこに前世のプリンセスの面影を见て一瞬はっとする、そうだ、やっぱり彼女がプリンセスだった、というふうに、うさぎに対する美奈子の気持ちをもう一歩近づける演出も可能なのだ。もっとも、そうすると无邪気に手を振るうさぎを见てほほえむ美奈子、というカットを舍てなければならない。それは惜しいな。私もここ好きだし。だからそのままで良いかも知れない。でもやっぱりうさぎの髪は解けたままでいて欲しかった。そうすれば、このあと二人がゴンドラのなかで対话するシーンは、同じシルエットをもつ二人が左右対称に配置される构図になり、プリンセスの影武者である美奈子と、美奈子の影武者であるプリンセスが、ケーキを食べようとするときに、同时に同じ仕草でイチゴをつまむ、という合わせ镜のような、今回のエピソードの面白さを象徴するイメージになったのではないか、とも思うのである。  でも、うさぎを待ちながら観覧车を见つめる美奈子の后ろ姿は、なぜこんなに淋しそうなのか。そしてそのイメージは、Act.47で旅立っていく美奈子の脳裏になぜ苏るのか。そもそもなぜ二人は観覧车に乗るのか。そんなことを考えると、またしても私の妄想はとめどなく広がり、もうどうにも止まらない。
5. それでまた话は妄想に终わる  この夏、沢井美优が初の本格的ミュージカル作品として取り组む『眠れる森の美女』は、ペローの他にもグリムやアンデルセンも取り上げている、ヨーロッパでは有名な童话だ。ある国に王女が生まれる。王は华やかな祝宴を开くが、招待を受けなかったことをねたむ悪い魔法使があらわれ、呪いをかける。やがて美しく成长したプリンセスは、呪いの通り、糸车の针に指を伤つけて百年の眠りに落ちる。彼女をめざめさせることができるのは王子だけだ。 糸车とは何か。タロット&#x30FB;カードでは、それは「运命の轮」(Wheel of Fortune)と呼ばれているという。昨日、今日、明日という同じ缲り返しのなかで、しかし运命の糸を确実に络めとって回転してゆく时间の流れ。『眠れる森の美女』のプリンセスは、见えない糸に导かれるように、城の奥に隠されていた古い糸车までたどりつき、针に触れる。そのとき彼女の时间は止まり、王国は眠りにつく。我々のプリンセス、セーラームーンも同じだ。结局は予告されたとおりの结末にたどりつき、世界の时を止めてしまう。Act.12の観覧车は、まるで大きな糸车のように见える。前世から现世へ、そして未来へとゆっくり回りながら、星の灭亡という、かつてと同じ悲剧の场所へ确実に戻って行く运命の轮。そのゴンドラに乗っているのは、今のところただ一人その动きの意味を知っている美奈子と、まったく気づかないまま、すでにじりじりと运命の糸にたぐり寄せられているうさぎ、この二人である。 美奈子は自分がこれからやろうとしていることが、本当は绝望的な抵抗にすぎないことを、心のどこかで気づいている。「运命は、変えられないのね」いずれプリンセスは覚醒するだろう。そして过酷な试练の渊で、心引き裂かれるような选択を强いられるだろう。そのときまで、この无垢な笑颜を影になって守るのが私の使命だ。なぜなら世界を救えるのはこの人しかいないのだから。そしてそれを知っているのは私だけなのだから。私たちがこの地球に転生してきたのは、同じ过ちを缲り返さないためだった。だとしたら、过去の记忆もないまま、この世界で新しい友达としてかつての戦士たちと出会い、闘いながらもこんなふうに今を明るく生きているプリンセスにこそ、运命を変え、新しい未来の扉を开く希望を托せるのかも知れない。だから、いまは现世の私のファンでいてくれるあなたのために、私もちょっとだけ闘いを忘れて、歌ってみよう。音程もちょっとだけずれてるけど。 そうしている间も、観覧车はゆっくりと、确実に回り続ける。美奈子はもうここから降りることはできない。前世の使命を自覚したとき、彼女は运命の轮のなかにみずから飞び込んだ。観覧车のゴンドラに乗ってしまったのだ。 想い出した记忆は消せない。だから美奈子は再び地上には戻れない。この场所から抜け出るためには、空に向かって飞翔するしかない。そして実际、彼女はそのようにしてこの世界から去って行くだろう。昙った硝子からもう还れない眼下の光景を见つめるそのまなざしは、それゆえ深い哀しみに満ちている。「いつか君とのぼった観覧车からの景色/涙こらえてにじんでた」でも『眠れる森の美女』のプリンセスが、最后には百年の眠りから目覚めたように、この物语も幸福なおとぎ话として完结する。Final Actの最后の最后、何もなかったようにそれぞれの幸せな日々を过ごす4人の脳裏に、一瞬あのうさぎの歯茎が、いや笑颜が、フラッシュバックする。忘れていた大切なこと。 「うさぎ!」何かに导かれるように集まる4人の元戦士たち。そこへ「みんな~!」と駆けてくるうさぎ。バックに「Friends」のイントロが闻こえる瞬间、手を振るうさぎの背景にワンカットだけ、けれどもしっかりと観覧车が映っているのを见逃してはならない。それはこのAct.12のカットよりも小さく见える。みんな运命の轮から自由になって、最高の结末を迎えたのだ。めでたしめでたし。まさに絵に描いたようなハッピーエンドだ。「予定调和の小说や映画」のような话だ。けれども美奈子、あなたが歌うほどつまらないとは思わない。 あれ。まだ1クールなのに、最后まで行ってしまったよ。大丈夫かこの日记。 (放送データ「Act.12」日初放送 脚本:小林靖子/监督:高丸雅隆/撮影:上赤寿一)
【第19回】クンツァイト様 堂々降临、それでも主演は沢井美优の巻(Act.13)色々あったが、ともかく仕事の山场は越えた。前回のおわび日记には温かいメッセージの数々、ありがとうございました。予告どおり削除しましたが、コメントはぜんぶPCに保存させていただきました。あと组関系の方から「へんな游びするな」とかお叱りもなくて良かった。组関系ってベッチ组のことですけど。 多忙ではありましたがもちろん再放送はちゃんと観た。横浜×巨人戦の影响もなく时间通りのオンエア。そうだ、ついでですが、野球中継についてちょっと调べてみたら、もうあまり心配しなくて良いことが分かった。 要するにCBC、というかTBSが中継するのは基本的に巨人戦なのだ。もともと巨人戦は东京ドームの试合は日テレが独占的に放送して、それ以外の球场でやるビジター试合をフジとかTBSとかが分け合って放送していた。ところが、もう最近では昔のような视聴率は取れないので、昨年、フジとTBSは巨人戦の中継を最大15分しか延长しないと発表した。そして今シーズンは、新闻のテレビ栏を见ると「最大10分まで延长」になっている。しかも今日の共同通信ニュースだと、10连败とワールドカップの余波で、6月はさらに过去最低の资料率をマーク。「一部キー局は、オールスター戦后、试合が延びても放送时间を延长しないことなどを検讨している」のだそうである。ジャビット怖るるに足らず。しかし选手诸君は高给取りのくせにそんな仕事ぶりでよいのかね。ちなみに今シーズンの1军选手の平均年俸トップスリーは、巨人の1亿133万円、中日の9277万円、阪神の8904万円だって。ふーん。 本题に入る前にもうひとつ、こっちは心配なニュース。最近ちょっと気になっていたので、今回ひさしぶりにAパートとBパートの间に入ったCMをメモってみた。「美容整形の城本クリニック」「『新キッズウォー』番组宣伝」「公共広告机构」「民放各社のコマーシャルのCM」「地上派デジタル告知広告」「CBCラジオの北野诚の番组」「コルゲンコーワ」「CBC主催のバッハコンサート」お気づきであろうか。いつの间にか「パチンコスロットのマックスグループ」や「金ちゃんラーメン」や「アートネイチャー」がどんどん姿を消して、民放各社の告知CMとか自社の番组宣伝ぱっかりになっているのだ。スポンサーがぞくぞく引き上げているのか?大丈夫か?私はどうすればいい? という不安をかかえつつも、Act.13だ。
1. 四天王最后の男「そうだ。オレたちはオレたちのマスター、王子エンディミオンをさがして転生してきた。だがその记忆もとりもどさぬうちに、またしてもあいつの手のうちにはまり、この身を売った。そしてこの身を変えられた」以上はなかよしKCコミックス『美少女戦士セーラームーン』2巻から、前世の记忆を取り戻したクンツァイトのセリフである。セーラー戦士がプリンセスを守るために転生してきたように、四天王も王子を守るために転生してきた。しかし「あいつ」クイン&#x30FB;ベリルの手におちいる前の彼らがどんなふうだったかは、具体的には描かれていない。アニメ版もそうである。というかアニメは、四天王がもともとエンディミオンの护卫戦士だったという设定すら省かれてしまって、ただの敌役のままで终わっている。まあネフライトは、第24话『なるちゃん号泣!ネフライト爱の死』で前半のクライマックスを担当しているが。 ともかく、普通の人间(とは言えないかも知れないが)として生活していた彼らが、どんなふうにクイン&#x30FB;ベリルから召还されてダーク&#x30FB;キングダムの四天王となったか、そのプロセスを初めてじっくり描いたのがこの実写版Act.13、クンツァイト诞生编である。
2. 元基はこれでいいさて今回のお话。うさぎがクラウンにやって来ると、カウンターの元基は茫然自失というか、ほとん幽霊のように生気がない。水槽の扫除をしている间に爱するカメ吉が行方不明になってしまったのだという。そこへ「见つけてくれたひとがいるぞ」と卫が駆けつける。三人はカメ吉の発见者、シンのもとへと急ぐ。 シンは古びた洋馆に独りで暮らしている、大人しい青年だ。见つけて贳ったカメ吉を大事そうに抱えて大喜びの元基は、ひとしきり礼を述べた后、うさぎと卫を置いて「じゃ、これで」とすぐに帰ってしまう。 いつもの元基に较べると、友达を置いて一人で帰っちゃうって、これどうかという気もするが、まあそれだけ嬉しかったのだろうと一応纳得できるし、「早くエサやった方がいいよ」というシンのフォローのセリフもある。それに、続くシーンをセーラームーンとエンディミオンとクンツァイトの初颜合わせ场面にする演出上の必要からも、元基はいない方がいい。それからAct.7の游园地デート以来、うさぎを意识していたらしい元基であったが、もうそういう思いはふっ切れていて、だからうさぎちゃんを残してさっさと帰っちゃうんですよ、と视聴者に伝える意味もある。この人の恋人はしばらくの间カメです。 ついでに言えば、卫の立场というものもある。この段阶での渋江譲二は、役者としては「矛盾の男」というより「滑舌の男」である。やたらとセリフ読みの滑舌を気にしていて、感情表现よりそっち优先だ。いやそれは良い。セーラー戦士たちもそうだが「新人が基础から演技の勉强をして成长してゆく姿を温かく见守る」ことができない人は、この実写版は见ない方がいい。とはいえ、准主役だから、ある程度の対面は保ちたい。黄川田将也と洼寺昭という芸达者に両侧から挟まれてしまっては、さすがのタキシード仮面も见劣りしますからね。というわけで元基、退场。 さあここから先は洼寺ワールドである。とにかく、改めて言うまでもないがシン=クンツァイトを演ずる洼寺昭がすばらしい。おそらくスタッフは、彼に出会って、クンツァイトだけは诞生编に1话を费やそうと思ったのではないだろうか。いやようやく男优阵に柱となる役者が出てきて良かった。四天王だ何だと言っても、演技的にはある意味セーラー戦士たち以上にひやひやもんだった。それでもベリル様のお膝元にいる间は、杉本彩のド迫力をきわだたせるという意味でかえって良い味になっていたが、外に出すと危なっかしくて。 特にジェダイト。Act.7やAct.8の増尾君を见ていると、高校の文化祭で演剧部の発表をソデから见守る顾问教师の気分になる(そこまで言うか)。ようやく良い兄贵が登场してくれて良かったね。ちゃんとこの人を见て、お芝居の勉强をするんだよ。あ、でも君は今、石になっちゃっているか。じゃまた复活してからということで。
3. 沢井美优のぶつかり稽古を见よ しかしまあ、シンという内気で自然を爱する青年と、傲岸不逊なクンツァイトという见事なコントラストを演じて鲜烈な登场をはたした洼寺昭については、観ての通りであるので、改めてあれこれ言うまでもないかと思う。今回はそのシンとがっちり组んだ沢井美优、こっちに注目してみたい。 カメ吉を抱えてそそくさと帰る元基を少々あっけにとられて见送りながら、「私たちもこれで…」と去ろうとするうさぎと卫を「ちょっと待って!」と引きとめるシン。「名前、闻いてもいいかな。何か、会ったことある気がして」そして玄関先から部屋のなかに场面を移しての三人の会话となる。といっても卫はほぼ闻き役で、事実上うさぎとシンの対话なのだ.うさぎ「会ったことあるかなあ……えっと、名前は?」シ ン「一応、シンということにしてるんだけど」うさぎ「一応、って」シ ン「いや、実は、忆えてないんだ」うさぎ「えっ」シ ン「记忆がなくなってるっていうか。……自分が、何者なのかも分からないんだ」(回想するうさぎ。タキシード仮面の言叶がよみがえる「どうしても幻の银水晶を手に入れたかった。オレが、何者であるかを知るために」うさぎ、心のなかで「そっか、タキシード仮面と同じ……」)うさぎ「ねっ。ちょっとでも忆えていることない?场所とか、そうだなあ、何か好きなものとか……」シ ン「好きなもの(少し考えた后)花。白い花とか、绿。それに海とか」うさぎ「自然が好きなんだ!それ手がかりにして……」シ ン「いやいいんだ。オレはこのままで」うさぎ「えっ?」シ ン(一瞬、何かにおびえ、狼狈したような表情になり)「引きとめて、ごめんね」うさぎ「そんな、あきらめちゃ駄目だって。私、协力するよ。(シンの手を握って)相谈できる人知っているから、そこへ行こう」シ ン「オレは、ここから出ちゃいけない気がする」うさぎ「えっ?(シンの手を放し)そっか、じゃあ、ちょっと待って」
 で、うさぎがレイに电话すると、火川神社では亜美とまことが、正月の初诣に向けての准备を手伝っている。カメ吉の失踪騒动ですっかり忘れていたが、みんなでレイを手伝う约束だったのだ。(関系ないけど、「さわいみゆうのこえのつや」はこういうところの印象的なひとコマを押さえるのが上手いなあ。まああれだけのMADを作る人なのだから当然といえば当然だが。この、うさぎの电话を受けるレイについては、これなんか见ながらお読み下さい)。うさぎが来ないのでみんなおかんむり。とてもシンのことを相谈できそうな雰囲気ではない。というわけで、うさぎは一人でシンの记忆を取り戻す方法はないかと考える。 さて、いま引用した场面では「いや、実は(本当の名前は)忆えてないんだ」というシンの答えに、うさぎが「えっ」と言うとき、手持ちカメラが素早くシンから振られて、うさぎの表情を拾いに行く。
それから、「ちょっとでも忆えていることない?」といううさぎの问いにシンが「花。白い花とか、绿。それに海とか」と答えるときにも、カメラはシンのセリフの途中で、うさぎの颜のアップに切り替わっている(この笑颜がとても可爱い)。そして「自然が好きなんだ」という、うさぎのセリフにつながる。えーと私は何が言いたいか。 シンは自分の记忆がないことへの不安から、かすかに会った忆えのあるうさぎと卫を呼び止めたが、一方では、过去を想い出せば今の自分が自分でなくなるという恐怖におびえてもいる。今回はクンツァイト诞生がテーマなので、カメラはここでシンをアップでとらえ続け、彼のそういう复雑な感情の流れを追うことに専念しても构わないはずだし、洼寺昭にはそれで场面をもたせるだけの表现力がある。 ところが実际の演出は、シンのセリフのひとつひとつに対するうさぎのリアクションを拾い、さらに向き合う二人のショットで全体をまとめて、この场面を「シンの心情告白」ではなく、「シンとうさぎの対话」として构成するのである。だから沢井美优の方も、シンの话にタキシード仮面のことを想いながら、いまここにいるシンをおびえさせず、何とか元気づけてやろうとする、というなかなか难しい芝居をしなければならない。つまり今回二巡目の登板となった舞原监督は、洼寺昭という新たな才能が登场したことをもっけの幸いと、彼を相手に、沢井美优に芝居の稽古をつけさせているのだと思う。 こういう、きちんとした俳优の胸を借りて一対一で芝居をするということは、新人にとってすごく大事なレッスンだ。実写版のスタッフは、戦士たちにそういう勉强の机会を作ってあげている。北川景子には升毅(パパ)、浜千咲には筒井真理子(ママ)、小松彩夏には池田成志(斋藤社长)、このへんはみんな80年代から舞台のキャリアを积んでいるしっかりした役者である。ただ小松彩夏が池田成志の怪演から何かを学べたかどうかはよく分かりません。そして安座间美优には黄川田将也。この人も、若いけど上手いね。 沢井美优にも一応、森若香织のママがいる。彼女もゴーバンズ解散后は舞台をやっているそうだ。ただ、もともと舞台俳优として出発した人ではないし、彼女から何かを学ぶのも难しそうだ。そこで洼寺昭。彼もそんなに舞台のベテランというわけではないが、とにかく才能がありますね。渋江譲二も后の回になると沢井美优と良いお芝居を出来るくらい息があってくるのだが、いまはまだまだ滑舌の男。というわけで、いまの场面ではほとんど无言だった渋江君もまた、今回の后半ではひとりでシンを访ね、洼寺先生相手に演技のレッスンだ。でも物语のなかではマスターと家来だから、卫はシンをもうすでに「お前」と呼んでいる。これは二人の主従関系を暗示する脚本家の伏线と考えて良いだろう。
4. やっとうさぎちゃんの魅力が描かれた それともうひとつ、私がこのシーンを重要だと思う点は、実はここでようやくうさぎというキャラクターがきちんと说明されていることだ。 うさぎはどうしてみんなから爱されるのか。なるちゃんによれば「うさぎはさ、自分のことになるとダメだけど、ひとのためだと、すっごい一所悬命にやるじゃん。ぜったい大丈夫だよ。信用してる」(Act.42)ということだが、いままでそんなに「ひとのために一生悬命」やったことなんかない。ナコナココンテストに出るためにひとの力を借りようとしたことはあったが。だから前回でも、あれほどうさぎをケーベツしていた美奈子が、なぜ観覧车でうさぎを认める気持ちになったのかが、もうひとつ伝わらなかったのである。いささか遅きに失した感もあるが、しかしまあ良い。今回のエピソードはこの后、ほとんどないお小遣いを工面して、何とかシンに记忆を取り戻させてあげようとするうさぎの奋闘ぶりを描く。そうやって、ようやくうさぎがどんな子かということが、十分に表现されたのである。 5. 田崎监督がオヤジなら、舞原监督はオジキだ 私はこの日记の第13回目で、Act.7には、スタッフに対する田崎监督の「主役は沢井美优だ!この子をもっともっと活かせ!」というメッセージが込められている、と书いた。そしてこのAct.13は、明らかにそれに対する小林靖子と舞原监督からの返答だと思う。レイ&#x30FB;亜美&#x30FB;まことの三人の登场は、冒头のクラウンのシーンと、火川神社のシーンだけにとどめておいて、后はとにかくうさぎを中心に话は进む。そして沢井美优は、Act.7にも増してさまざまな演技を要求され、それに见事に応えてみせる。シンの家を访问するまでは、黄川田将也と一绪にちょっとだけホラーテイストの入ったコメディ调、シンの家では、さっきも书いたとおり、洼寺昭のセリフひとつひとつへの反応を繊细に表现する室内剧、中盘は渋江譲二とのロマンティックな恋爱剧。后半のアクションも一人で担当している。しかも変身バンクはなし。今回は沢井の芝居を见せる回だから、作り置きのシーンはいらないよと言うことか。 とりわけ、卫とうさぎの恋爱ドラマの部分が私は大好きです。それまでのセーラームーンでは决して正面から扱われることのなかった、月野うさぎと地场卫の恋爱がきちんと描かれている。私にとってはずーっと物足りなかったまさにそのことが、ズバリのかたちで出てきたのだ。初めて観たときは感激したよ。 原作漫画では、卫は连载第3回の话でうさぎがセーラームーンであることを知り、第6回の最后で自分がタキシード仮面であることをうさぎに打ち明け、はじめて「うさこ」と呼んで优しい态度をとる。もうそれからは二人は超ラブラブだ。でもそれまでうさぎに対して思いっきりつっけんどんだった卫は、なんで突然ころりと态度を変えたのか。それはほとんど说明されない。なにしろその间、新たな戦士のレイが仲间入りしたかと思うと、次はすぐにまこと=セーラージュピターが登场する、そしたらルナが前世からの使命について语り出すといった具合で、うさぎは心落ち着くヒマもない。卫も卫で、自分の过去を知るために宝石泥棒を缲り返したあげく「幻の银水晶」の存在をマスコミに発表したりと、とにかくみなさん大忙しなのである。だから二人が爱し合う理由としては、セーラームーンとタキシード仮面だから、あるいは、结局それが前世からのプリンセスと王子の运命だったのね、というあたりで纳得するしかない。 アニメもそうだ。アニメ无印の二人は互いの正体を知らないまま、第28话『恋のイラスト、うさぎと卫が接近?』でちょっと気持ちが近づき合う。でもそれっきりこの関系は発展しない。そして第34话 『光辉く银水晶!月のプリンセス登场』で、二人は互いがセーラームーンでありタキシード仮面であることを同时に知り、前世の记忆が戻る。けれどもそこで卫は洗脳されてダークキングダムの司令官エンディミオンとなってしまい、シリーズ后半は、彼を夺回するためのうさぎの闘いになる。要するにいままでのセーラームーンでは、现世の「月野うさぎ」と「地场卫」の恋がまともに描かれたことはなかった。 でも実写版の登场人物たちは、みんなそれぞれに、过去の事実を事実として受け止めながらもそれと闘い、现在から新しい未来を创っていこうとしている。だからうさぎと卫の恋も、前世からの运命の缲り返しであってはならない。いまを生きる月野うさぎと地场卫の新しい物语であるべきだ。そこで小林靖子は、うさぎの心のなかで「タキシード仮面」へのあこがれが次第に薄れていって、「地场卫」への恋をはっきりと自覚するようになるそのときまで、タキシード仮面の正体をずっと伏せておく。 では卫はどうか。それは、たぶん田崎监督がAct.7でスタッフに出した宿题なのだ。ここから先、うさぎが地场卫に恋するようになる、そのプロセスは脚本の通りに描いていけばいい。うさぎは卫の正体を知らないのだから、その彼女がどんどん卫を気にするようになれば、视聴者だって「あ、うさぎちゃんはタキシード仮面ではなく、ふつうの男の子としての卫くんが、だんだん好きになっているのだな」と分かるに决まっている。 けれども卫は违う。卫はすでにうさぎがセーラームーンであることを知っている。だからいくら脚本のなかに卫がうさぎを気にするシーンがあっても、なんの工夫もなく映像化すれば、视聴者は「やっぱり卫くんはうさぎちゃんの正体を知っているから気になるんだね」としか思わないだろう。しかしそれはこの実写版の狙いではないのだ。Act.7のラストシーンで「あいつがセーラームーン」とつぶやく卫の后ろ姿に、セーラームーンではなく、普通の女の子の「月野うさぎ」のアップをかぶせたのは、卫もまた、セーラームーンやプリンセスにではなく、この「月野うさぎ」に恋をしなければいけないという意味だ。 だから変身していない、ふだんの月野うさぎの魅力を十分に引き出して「あ、卫くんはいま、セーラームーンだからじゃなくて、普通の女の子のうさぎちゃんに惹かれているな、うさぎちゃん可爱いもんね」と视聴者に思わせる演出がなければいけない。そしてそういう要求にも応えられる豊かな表现力を、沢井美优はもっている。それはこのAct.7で证明したつもりだ。あとは演出する侧の责任だ。 というのが「うさぎ=沢井美优の父」田崎监督から出された宿题だと思うのだ。そしてそれにチャレンジしたのは、やっぱり舞原监督だ。田崎监督が沢井美优のお父さんなら、舞原监督はおじさんだ。このAct.13の沢井美优がいかに魅力的か、『オーバーレインボー&#x30FB;ツアー』のハイトーン&#x30FB;ボイスを聴いてください。こっこれが沢井美优の歌声か。すごいな。 ではなくて、ここから鸭川の前原海岸のシーンにいたる沢井美优を见てください。ってもうみんな见てるね。すごく印象的なのだけれど、あらためてじっくり冷静に観察すると、意外と表情のアップが少なくて、引きの画面が多い。なのに、卫への想いに自分自身とまどいながらも、シンの记忆を取り戻すために一生悬命なうさぎ、というイメージがそれはそれは伝わる。卫のリアクションもぎりぎりまで削られているのに、うさぎを见守っているうちに、相変わらずぶっきらぼうなんだけど确実に心をひかれている様子が、これも手に取るように分かる。要するにひとつひとつのカットに、确かな演出の计算と、热い思いがこもっている。言っては何だが前回と较べてタマが违う。やっぱり実写版の屋台骨は舞原监督が支えていたのだなと痛感させられました。
6. 何か间违ってましたか? あ、それと最后に个人的な思い违い。クンツァイトの髪の毛攻撃を受けたアユミっていう女の子が、终わりの方でコンサート会场で暴れ出して妖魔と化す。そこへ駆けつけたセーラームーンは、彼女の颜を见るなり惊いたように「この人!」という。このセリフの意味、私は取り违えておりました。 いや物语的にはですね、この子がセーラームーンに向かって「助けて」と心の声で叫びながら苦闷する。するとルナがあらわれ「妖魔が乗り移っているんじゃないわ。人间が妖魔に変わっているのよ。あなたの力なら、人间の身体を伤つけずに、妖魔の力だけを封じられるはずよ」と言う。それでムーン&#x30FB;ヒーリング&#x30FB;エスカレーション、という流れですから、要するにセーラームーンは、彼女を见るなり「この人!(今までみたいに妖魔に取り凭かれただけの人とは违う)」ということに気づいた、そういう意味のセリフなんでしょうね。 ところが、お気づきの方もおられるでしょうが、このアユミって女の子、Act.3の火川神社のシーンで「あんたが変な术使うの止めるって、约束すればね」とレイに诘め寄っていたあの子(国光レイナ)なんである。だから私は「この人!(前に神社でレイちゃんををいじめていた子じゃない)」という意味かと、てっきり思っていたのである。でも今回再见してみたら、Act.3ではレイと同じセーラー服だったのに、今回は违う制服なんですね。ていうことは、山本ひこえもん君みたいに、こっそり何回か登场しているキャラクターってわけではないのだな。 というわけで今回もとっちらかった感想ですみません。それから次回予告で「次回は1月10日にお送りします」のテロップは出ませんでした(笑)。次回のタイトルは「明けましておめでとうの巻」だなやっぱり。 (放送データ「Act.13」日初放送 脚本:小林靖子/监督:舞原贤三/撮影:上赤寿一)
【第20回】事态は急転!「我らの约束の地」に一歩近づいたか?の巻(Act.14) えーと。Act.14を视聴しての感想はまた周末ということにしておいて、さしあたって手短に报告しておくことがある。もちろん名古屋CBCで放送中の実写版セーラームーンのことだ。なんと放送时间が30分早くなったのだ! 先周まで、この水曜日深夜は、1时45分からアニメ『ウィッチブレイド』、次に2时15分からアニメ『RAY THE ANIMATION』、そして2时45分から実写版再放送というラインナップだったのだが、『RAY THE ANIMATION』は先周で终了した。このアニメは女医が主人公で、手冢治虫サイドの了承を得てブラック&#x30FB;ジャックを特别出演させていたりして、ちょっと気になってはいた。でも、何しろ実写版の前なのでなかなか気持ちが集中できない。结局どういう话かよく分からないうちに终わっちゃった。 そしたら昨晩から、この时间枠にセーラームーンが缲り上がったのだ。ちなみに月刊のテレビ情报志を见てみたら、今周からは2时15分からが「番组未定」で、従来どおり2时45分から実写版となっていた。つまりこれは急遽决められた升格人事なのである! というわけで今周から水曜の夜は、1时45分から2时15分までアニメ『ウィッチブレイド』で、2时15分から2时45分まで実写版再放送だ。『ウィッチブレイド』はアメリカのコミックから基本设定だけ借りてきた日本アニメで、シリーズ构成と大部分の脚本を小林靖子が担当。つまり小林靖子ミッドナイト&#x30FB;アワーなわけである。だから今回は『ウィッチブレイド』をきちんと観ようと思ったんだが、やっぱりだめですね。次が実写版だと思うと、つい娘の部屋から原作漫画を持ち出してぱらぱら読んでみたり、落ち着かない。すみません小林先生。 それからM14さんに业务连络。また出张で水曜日にこちらへ来られる机会があっても、 CBCの公式ホームページに惑わされないように。 あそこのトップは「4月5日より毎周水曜日深夜2:45から再放送!」で放置されたままだ。30分缲り上がったというふうに体内せらむん时计を调整しておかないと、2时45分では终わっちゃってます。わざわざ再放送を见るために名古屋に来ようなんてトンでもないことをおっしゃっている、こっちよ!さんも同様である。 さて、时间帯が変更になったとなると、気になるのがCMだ。これが何と、今回のAパートとBパートの间はこうだ:「名鉄レジャック(名古屋駅付近の饮食店ビル)」「マクセルDVD」「お部屋探しはすまいの一番(不动产)」「ジェムケリー(ジュエリー)」「ホットペッパー(リクルートのクーポン情报志)」「コルゲンコーワ」「ライフカード」「APAN CLUB(パチンコ&饮食店のチェーン)」。 続いてBパートとCパートの间:「B'zのライブコンサート」「すまいの一番」「フィットハウス」「ポルノグラフィティ新谱」「高须クリニック」「サークルKサンクスのATMゼロバンク」「いい部屋発见アパートニュース」「アートネイチャー」「パチンコ新宿」「大须のコメ兵 夏得セール」。どーです。何かよく分かんないローカルなものもだいぶあるにはあるが、たとえばジェムケリーのイメージキャラクターは幸田来未だ。ホットペッパーのCMはSMAPが関西弁の吹き替えでしゃべってる。ライフカードは「カードの切り方が人生だ」byオダギリ&#x30FB;ジョー。フィットハウスは米仓凉子。で高须クリニックはヒロミ&#x30FB;ゴーだ。全体的には先周とは较べものにならないくらい、メジャーなステージに上がったのではないか。 というわけでみなさん、城本クリニックはもういい。行くんだったら高须クリニックだ。豊胸でも脱毛でも処女膜再生でもなんでもやってくれる。仮性包茎の方にはメスを使わないクイック法だ。录音录画はマクセルのメディアで决まりだ。引き続きスポンサーをしてくれているコルゲンコーワは、これを読んでいる全员が常备薬にするようにね。あとD.Sさんはジェムケリー横浜で奥様にジュエリーなど买われてはどうかな。 で、もうひとつある。最初に述べた小林靖子脚本のアニメ『ウィッチブレイド』、これは実写版再放送と同时にスタートして现在第14话なのだが、予定としてはほぼ2クール26话程度で终了ということだ。もしそれまでに実写版の评判が上々なら、秋以降はさらにその枠に放送时间が缲り上がって、深夜1时45分からというのもありうるのではないか?遅いとはいえ1时台なら、夜更かし学生层を中心に、新たな视聴者を开拓できる可能性はさらに広がる。これはちょっとやる気がでてきたぞ。でも私は何をすればいい?
【第21回】改めまして明けましておめでとうございますの巻(Act.14) 7月5日(水)。すでに猛暑と言ってもいいような状态に突入した名古屋だが、この日は多少、気温が和らいだ。あくまで「多少」だけど。そして雨が降ってジメジメ。そんななかでのAct.14、一昨年の正月に初放送された回の再放送である。前回の日记に书いたように、今回から30分放送时间が早くなった。视聴者へのお年玉ということか。ありがとう CBC。 それからもうひとつ。再放送が始まり、アヴァン&#x30FB;タイトルで 「とうとう私たちのプリンセス、セーラーVが见つかったの」というルナのナレーションと共にAct.12のヴィーナス初登场シーンが流れたその直后、ピコピコ音がして、画面の上の方に地震情报が入った。深夜の地震って嫌なものだが、震源地は、なんと岩手県。 でもいちばん揺れの大きかったところでも八戸市の震度3とかで、大事には至らなかったようである。よく分からないがヴィーナス&#x30FB;パワーが岩手県のマグニチュードを抑えたのだと私は信じている。いま身体ボロボロなのに、ありがとう小松彩夏。
1. 美奈子のいない新年会 ところで、前回Act.13のアヴァン&#x30FB;タイトルも、まったく同じヴィーナス初登场シーンで「とうとう私たちのプリンセスが见つかった」というものだった。つまり2周続けてほとんど同じ内容の「これまでのお话」である。しかしそれを突っ込むのはやめておこう。新年第1回目の放送で、四人の戦士が揃って振り袖姿で「あけましておめでとう」なのに、美奈子は不参加。可哀相。そのへんのことを考えたスタッフの配虑であろう。 たんなる想像だが、たぶんスタッフも、何とか小松彩夏をここに加えることはできないものかと、それなりに検讨したのではないだろうか。できなくはない。四人が クラウンで「おめでとう」って言ってるところに、突然うさぎの大好きなアイドル爱野美奈子が振り袖姿で乱入してカラオケミニコンサート。で、ぜーんぶうさぎの初梦でした、ちゃんちゃん、とか。まあそこまでやっちゃうと、もう少し后に控えている教会での美奈子とレイの出会いに水を差す结果になってしまう。それにうさぎだって、前回の最后でクンツァイトの飞ばした髪の毛がまだ体内に残っているのだから、话としては脳天気すぎるか。でも皆さんだって、小松彩夏の振り袖姿も一绪に见たかったなあって思ってるでしょ。なんかうまい手はなかったかな。ヒマな方は考えてみて下さい。そんな人いないか。2. こちらが有名な悪の本拠地でございます 一方のダークキングダムも、クンツァイトの登场によってこれまでになく华やかになった。今まではチマチマしたセットのなかに、杉本彩だけが绚烂と咲き夸っていた感じだったのが、洼寺昭という、ベリル様とタメを张れる役者が投入されたおかげで、その场にものすごくダイナミックな力が生まれ、なんか空间さえ前より広がったような感じさえする。改めて洼寺昭はすごいと想う。 といってももちろんここは初めからセットではない。ダークキングダムの洞窟のロケ地は、若槻千夏の出身地として知られる(?)崎玉県比企郡吉见町の吉见百穴だ。ここはもう、『ジャイアント&#x30FB;ロボ』のBF団とか、『仮面ライダー』のショッカー基地とか、『人造人间キカイダー』のダークとか、とにかく昔から特撮ドラマのロケによく使われていて、ここにひみつ基地をもたない悪の秘密结社はモグリだ、と言っていいくらいの名所旧迹である。なんて书くと私もトシがばれるな。もうばれてるか。 そういえば今日の夕方に放送していた『ウルトラマンメビウス』第14话「ひとつの道」も冒头いきなり吉见百穴ロケだった。百穴をバックに、カプセル怪獣ウィンダムが悪い怪獣を倒していた。ただ今回は、テッペイ队员の母亲役、林寛子の着ている和服のデザインがあまりにも强烈すぎて、もうストーリーはおろか、怪獣がどんなのだったかさえ思い出せない。 ハヤタ队员やフジ队员をレギュラーで出していた『ウルトラマンマックス』に続いて、今回の『メビウス』も、特撮オタクのなれの果てとも言えるお父さん世代を懐かしがらせようと、様々な趣向を出してくる。で、林寛子といえば『変身忍者岚』の伊贺の美少女忍者カスミだ。时代剧なのになぜかビニール素材のものすごく短いミニスカートに网タイツだ。私は彼女が『メビウス』に出てくるたびに、今回はくの一のコスプレか!?とドキドキしているのだが(色んな意味で)、みなさんはいかがですか?。 いやそんなことはどうでもいいんだ。ともかく、吉见百穴は东映特撮スタッフにとっては昔からのなじみの店みたいなものなのだろうが、湿気が强いとかいろいろ事情があって、これから夏场にかかるにつれ、だんだんダークキングダムのロケに使われなくなる。
3. さて今回のあらすじは  一方クラウンでは、楽しい戦士たちの新年会だ。BGMは前回に続いてまた『オーバーレインポー&#x30FB;ツアー』。最初に聴くと「なんだこれは」と仰天するが、聴けば聴くほど耳を离れなくなる曲で、一回聴いただけで「いい曲だなあ」とほれぼれする『桜&#x30FB;吹雪』とは対极にある。そのへんを计算に入れて何度も流しているのだとすればスタッフもたいしたものだ。ちなみに、キャラクターシングルの第一弾はうさぎ&#x30FB;レイ&#x30FB;美奈子で日に同时発売、亜美とまことはその一ヶ月后。さらに书くと、コロちゃんパック第一弾の発売の方が、実はこれより一ヶ月月早くて日。『オーバーレインポー&#x30FB;ツアー』と『桜&#x30FB;吹雪』の音源が初めて世に出たのはこの时である。いや以上は自分用の备忘录として书いた。 それはともかく、2周続けて同じ曲をかけてもらえるのだからやはり主役は扱いが违う。といってもこのハッピーなパーティー&#x30FB;シーンに『桜&#x30FB;吹雪』を流すわけにもいかないが。 で、カラオケパーティー。うさぎと亜美は定番の『C’est la vie~私のなかの恋する部分』、そしてまことはルナと『肩越しに金星』を热唱。もちろんレイは歌わないけど、それなりに楽しそう。 美奈子の『肩越しに金星』は、2周前のAct.12ではまだ未発表曲だった。観覧车のなかでこの歌をちょっとだけ聴かされたうさぎの「もっと闻きた~い。CD出るまで待てな~い」という反応から考えて、この时点でリリースまではまだ少し间があったと考えるべきだろう。とすると、この曲は発表されて1周间経っているかいないかの、ぴかぴかの新谱だ。热心な美奈子ファンのまことがもうカラオケで歌えるのはまあいいとして、ルナがデュエットで歌えるとはね。あんたも美奈子のファンだったのか! それからナコナコのコスプレ大会とかがあって、最后にマイクを持ってカラオケステージに立ったうさぎが「亜美ちゃん、レイちゃん、まこちゃん、それからルナ、もうみんなだーい好き。今年も、よろしく!!」と言い终わった瞬间、ぐったりと倒れ、そのまま意识不明となる。 クンツァイトの髪の毛は、人间の体内に潜り込んで、その人间を妖魔に変える能力をもっている。いままでうさぎの戦士の力がそれを抑えてきたのだが、とにかくなんとかしなくちゃと、まこととレイは、亜美にうさぎを托してクラウンを飞び出す。 居合わせた地场卫の力を借りて自宅のマンションまでうさぎを连れ帰った亜美は、体温が下がって身体が妖魔化していくうさぎを温めようと片っ端から暖房器具を集め、寝ずの番で様子を见守る。だがその努力もむなしく、未明に窓から一阵の黒い风が吹き込み、うさぎをさらって行く。后を追う亜美はセーラーマーキュリーに変身。 クンツァイトの见守るなか、洞窟の岩のベッドに横たわって、今まさに妖魔になろうとしているうさぎ。なんとかそれを阻止しようと立ち向かうマーキュリー「うさぎちゃんを、返して」 前回色々と芝居をした沢井美优は、今回はお疲れさんというか、中盘以降はほぼずっと昏睡状态である。DVDをご覧の方は、撮影中に本当にベッドのなかで寝入ってしまって、浜千咲から「うさぎ、本番よ」と起こされて耻ずかしがる沢井美优の特典映像を忆えておられるに违いない。可爱いなあ。お疲れなのですね。 4.第一节终了  私个人の印象なのかも知れないが、今回の话は、よくまとまっているが、ドラマとしては小粒な感じがする。それにはいくつかの理由が考えられる。(1)うさぎが妖魔になるかならないかというサスペンスだけで话を引っ张っていて、妖魔が街の人々に袭いかかる、あるいはセーラー戦士と対决するシーンがないこと、(2)主要登场人物同士の心理的な距离に変化がおこらず、うさぎと亜美を中心に、戦士たちの绊の强さを再确认するだけで终わっていること、(3)伏线が、あくまでも次回以降への伏线として语られており、今回の物语には直接の波纹を投げかけないこと。たとえばうさぎはここで地场卫に背负って运ばれたために、さらに卫を意识するようになってしまうのだが、意识不明だった今回はその事実を自覚していない。また、亜美がなるを闭め出す场面でも、それが二人の确执の原因となるのは次回以降であり、とにかく今の亜美には、大阪さんとの関系よりも、うさぎちゃんを何とかすることしか头にない。 そういうやや地味なプロットのなかで、舞原监督は、まるで再确认するかのように、各戦士のキャラクターを基本设定に忠実に描いている。それは、ひとまず1クール目までは、みんなこういうキャラクターでしたよね、でもこれからこの戦士たちもそれぞれに変化し、成长してゆきますよ、と视聴者に语りかけているようでもある。 たとえばうさぎ。新年カラオケパーティーのうさぎのはしゃぎようは、Act.1のカラオケやAct.5のパジャマパーティーの再现だ。けれどもこんなふうに天真烂漫なうさぎちゃんを见ることができるのは今回までだ。次回Act.15の宝石泥棒事件を通して、ますます卫に気持ちが倾いてしまううさぎは、続くAct.16の最后で、マンションから阳菜と仲むつまじく出てくる卫を目撃して立ちつくし、それからはもう「いつでも明るいうさぎちゃん」ではいられなくなるだろう。だからこその今回のはしゃぎっぷりとも言える。 あるいは、そのうさぎが倒れたときの三人の反応。まこと「ルナ、そのクンツァイトとかいうヤツはどこにいたんだ。そいつを倒せば、もしかして」ル ナ「コンチェルトホールだけど、今は、もう…」まこと「とにかく探すよ。ただじっと见てるだけなんてあたしはできない」レ イ「私も、どれだけ自分の力が通じるか分からないけど、やってみるわ。亜美ちゃん、うさぎをお愿いね」亜 美(黙ってうなずく) ごちゃごちゃ考えるよりも、とりあえず事件の出発点となった现场に向かって飞び出すまこと。「自分の力」で何とかしようと神社に戻り、护摩を焚いて方策を占うレイ、うさぎをあずかって守りに回る后卫の亜美。いまはこんなふうに、作戦も打ち合わせもなく、それぞれのキャラクターから自然に导かれたフォーメーションで动き出し、それを理解し合えている三人だが、しかし美奈子とレイの确执なども络んで、次第に互いの意思が通じ合わなくなってくる。そしてその隙を突かれるかたちで、亜美はダーキュリーとして连れ去られる。 そんな新たな展开と试练が访れる前の小休止というか、戦士たちの小気味よいチームワークを描いたのが、この爱すべき小品Act.14だと思う。まあ、まことがどこをどう走り回ってどうなったのか、レイが护摩を焚いてどうなったのか、细かいことを寻ねられると困るんだが、とにかく亜美ちゃんがピンチというところに、二人ともそれぞれのやり方できっちり辿り着くのだから勘弁して欲しい。 そういうわけで四人の心はいまこの段阶では、戦士となってから経験した几つかの闘いを通して、揺るぎない绊で结ばれている。强力な敌クンツァイトがうさぎに仕挂けた罠も、だからあっさりと打ち破られる。そういう话だ。
5. カウントの结果「うさぎちゃん」は27回でした とはいえAct.5で、亜美が「月野さん」を「うさぎちゃん」と呼ぶようになるまでのいきさつを思い入れたっぷりに描いた舞原监督だけに、やはり今回も亜美、というか浜千咲への感情移入はひとしおである。たぶん亜美が「うさぎちゃん」と口に出すのは、この回が最も多いのではないか。と思ったので改めてビデオをかけて、このAct.14で亜美が何回「うさぎちゃん」と言ったか、メモ用纸に「正」の字を书いて数えてみた。家族に见られてはバカにされるので、気づかれないようにこそこそと、一时停止しながらそんなことをしていたので日记の更新が遅れてしまいました。すみません。で结果だが、クライマックスの「うさぎちゃん」×3という心の叫びも含めてぜんぶで27回。コマーシャル时间も含めてほぼ1分に1回に「うさぎちゃん」であることが判明した。 それから、亜美にかんする描写で忘れちゃいけないのがプリン。Act.2のプリン2个は、想い出しても切なくなるが、今回、亜美ちゃんは新年会のためにプリン4个を买っ来て、クラウンで4人で食べる。Act.2のことを知らないうさぎの「おいしーい。亜美ちゃんありがとう」ににっこりする亜美。Act.2のプリン问题に、まさか决着がつけられようとは思っていなかった。これは脚本家が指定したのではなく、亜美をこよなく爱する舞原监督が作ってあげた场面なのではないだろうか。 さらに最后の、泥んこ颜の涙目で「うさぎちゃんを返して」と诉える名场面。舞原监督が、いかに浜千咲に倾倒しているか、もう说明は不要だ。 ところで、このクライマックスで、クンツァイトの目の前で妖魔にならずに目ざめるうさぎの姿は、おだんごを解いた髪型といい、衣装といい、Act.25の最后で目ざめたプリンセスを连想せずにはおれない。この回で、そうやって目ざめたうさぎを、最も强い思いをいだいて见守っているのがマーキュリーだという设定は、なかなか面白いですね。なぜならAct.25のプリンセス覚醒のシーン、そして続くAct.26の冒头で、ヴィーナス以下护卫の戦士たちがプリンセスの前にひざまずくという、前世の関系をそのまま再现するシーンに、ダーキュリーと化した亜美はいないである。レイやまことですら、なんかちょっと変な感じがしながらも、ぼんやり前世のことを想い出してうさぎの前にひざまずくのに、亜美だけは、そういう前世のことは一切スルーしている。彼女にとってうさぎは最后まで「うさぎちゃん」であって「プリンセス」ではない。だから、他の4人のようにプリンセスの前にひざまづくことはせず、代わりにこのAct.14で、プリンセスに非常によく似た姿で目ざめるうさぎにむかって「うさぎちゃん、うさぎちゃん、うさぎちゃん」と心の中で呼びかけるのだ。 ただ、今回见て新たに気づいたのだが、Act.6、ジュピター诞生回を担当した舞原监督だけに、まことに対しても亲心というか、格别な関心を寄せておられるのが伝わってきますね。それは髪型だ。そういえば、実写版の戦士たちの髪型について、いままできちんと语っておく机会がなかった。そこで今日の日记の最后の话题は、この「髪型」のことにしておきたい。6. ヘア解禁は田崎监督から 东映公式のHPに、実写版のメイクを担当した谷本忍さんという方のインタビューが出ている。Act.6の撮影时に行われたもので、それまで関わった三人の监督が次のように语られている。たぶんみなさんもお読みになっておられるとは思いますが、いちおう引用しておきます。田崎监督は、细かいこだわりが多い。「ここをもっと浓くして。モデル风に!」とか。髪の毛一本にもこだわる。逆に、おおざっぱなことはおっしゃらない。高丸监督は、私たちを尊重してくださろうとする。「可爱くなればいいから。任すから」という感じ。舞原监督は、全体の雰囲気を大事にされる方で。たとえば、「まことは活発なイメージで」と。イメージ先行。「ポニーテール、もうちょっと高いほうが活発に见えるんじゃないか」「髪を下ろしても、活発そうに见える手はないだろうか」とか。 三者三様、それがあまりにも作品から受けるイメージにぴったりで、面白すぎるインタビューであるが、それはさておき戦士たちの髪型だ。うさぎのおだ}

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